自己PRで最大限アピールしたい！
就職活動・転職活動で必須作業といえば、履歴書・職務経歴書作成と、面接ですね。
その中でも「自己PR」を書く、または話す力はとても重要です。
見ず知らずの採用担当者へ、自分の長所をアピールする唯一の項目ですよね。
でも、なんだか漠然としてうまくまとまらない・・そんな方へ。
就職活動1回＆転職活動３回を経験した筆者が、あなたの魅力を最大限に伝える自己PRの作り方を解説いたします。
ステップ①思いつくままに書き出す
まずは、きちんとまとめなくてよいので、思いつくままに自分の長所を書き出してみましょう。
例：体力がある、知らない人とすぐに仲良くなる、こつこつと継続できる、時間や約束を守る、etc
また、家族や友人などの近しい人たちに、「私のいいところは何だと思う？」と聞いてみてください。
もしかしたら、自分では何とも思っていなかったことが、周りの方から見るとすごいことだと思われていたり、うらやましいと感じたりしているかもしれません。
客観的な視点を得るためにも、ぜひ試してみる価値ありです。
ステップ②求人票の「求める能力・スキル」とリンクさせる
たくさん書き出したら、次に自分が志望する会社の求人票を見てみましょう。
「求める能力・スキル」や、「必須条件：●●経験１年以上」「推奨条件：〇〇ソフト使用可能」など、求職者に何を求めているのかを把握します。
ここで、自分の長所の中から、その会社が必要としている能力に近いものを2～3点に絞り込みます。
手間がかかりますが、テンプレを作ってすべての会社に使い回しするのはおすすめできません。
なぜなら、採用担当者は「あなたが社員になったらここで活躍できるのか」を知りたいからです。
例えば、一つのことをこつこつ継続できる力はとても素晴らしいものです。しかし、求人票に書いてあるのが「様々なタスクに臨機応変に対応できる方を求めます」だとしたら、この求人には当てはまっていませんよね。
会社の求める能力に、自分の長所をリンクさせること。これができたら、まとめていきましょう！
ステップ③箇条書き・統一した順序で組み立てる
ビジネス文書の基本は、箇条書きで分かりやすくまとめることです。
書き出しは、下記で統一しましょう。
【私の長所は3点ございます。
1点目は、・・・
2点目は、・・・
最後に、・・・】
それぞれの項目の中身は、「長所→根拠となる事例→貴社ではこう生かせる」という順序で、できるだけ1文を短くまとめましょう。
【例：1点目は、体力に自信があることです。学生時代、マラソン部を4年間続けました。貴社の業務では、取引先への訪問や現場への視察など、体力を生かして積極的に取り組めると考えております。】
【例：2点目は、面倒見がいいことです。前職では、入社半年後から、新入社員のメンターとして日々困っていることをヒアリングし、一緒に解決方法を考えて取り組みました。貴社ではプロジェクトチームでの作業が多いとのことですが、メンバーと協力し、サポートもしながら成果を上げられると考えております。】
文書ができたら、面接を想定し、話す練習もしておきましょう。
上記の流れをそのまま話せば、わかりやすく説得力のある自己PRになりますよ。
番外編：あなたの短所は？に対する回答
面接では、自己PRのあとで「では、あなたの短所は何でしょうか？」と聞かれることもございます。
こちらも、変に嘘をついたりせず素直に回答すればよいですが、コツもございます。
それは、「短所→改善する努力をしています」という流れにすることです。
【例：私の短所は頑固なところです。しかし、多様な考え方があることを認識し、自分と異なる意見にも耳を傾けようと努力してまいります。】
自己分析を兼ねて、短所についての回答も用意しておくとより安心かもしれません。
まとめ
いかがでしたか？
自己PRをしっかり練っておけば、かなりのアピールポイントとなります！
①長所を思いつくままに書き出す
②会社の求める人物像に近いものから2～3点に絞る
③箇条書き・統一した順序で文書を組み立てる
④面接で話す練習もしておく
この流れに沿って、ぜひ取り組んでみてくださいね。
皆様がより自身を持って就職活動に臨めるよう、心から応援しております。
これからも、就職活動・転職活動にまつわる情報を独自の視点で解説してまいります。
